月日を経るごとに建物は劣化していきます(経年劣化)。
新築のときのような快適な住まいにするために、きちんとした修繕計画を行い、修繕工事を行っていきましょう。
【マンション】
【一般の住宅】
大規模修繕の工事の費用は高額になります。しかし、だからと言って安易に一番安い業者に依頼するのは危険です。
施工業者によってサービスの内容や施工の品質が大幅に違ってくるのが、大規模修繕の工事です。
工事の内容や費用はもちろんのこと、実績や担当者の印象なども十分に検討し施工業者を決定しましょう。
工事発注時のポイントをご紹介します。
是非、施工業者を選ぶ際の参考にしてください。
Point施工業者の実績を確認しましょう。
まずチェックしていただきたいポイントは「実績」です。
実績を見れば改修予定の建物と同規模の物件を多く手掛けているかどうかで、施工会社が得意とする建物がわかります。
また、実際に手掛けた建物を見せてもらうなどで一定の信頼を置いてもいいでしょう。
Point見積もりで比較しましょう。
良さそうな施工業者を見つけたら、そこだけに見積もりの依頼をするのではなく、他の設計事務所や工事会社などの複数の業者から見積もりを出してもらいましょう。
いくつかの見積書がそろったら、項目別の一覧表をつくり、単価の比較が出来るので高い金額のところは担当者に確認してみましょう。
Point担当者には直接会い疑問点は無くしましょう。
見積もりで候補の施工会社が決まったら、次は現場担当者に会ってヒアリングをしましょう。
見積書のプランの内容や安全管理、工事の進行や近隣への配慮など、疑問を残さずきちんとヒアリングしましょう。
ヒアリングに対して、曖昧な回答や不誠実な対応をするようでしたら、業者を見直し、別の業者にお願いすることをお勧めします。
施工会社の工事に対する姿勢や、現場担当者の人柄も工事を円滑に進めていくための大切な要因となります。
Point保証などを確認しましょう。
工事発注後に施工会社が倒産などしないかどうか、財務状況や保証会社がしっかりしているかなども工事を発注する前には必ず確認しておきましょう。
万一、工事の途中で倒産しても、引継ぐ会社がきちんと決まっていて、完成の保証がしっかりしている施工会社を基準に選ぶことも重要です。
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